勉強会内容第1回PTママの会勉強会内容●セミナー セミナーテーマ:女性PTのライフワークバランスの提案 ~笑顔のPTママを目指して~ さいたま赤十字病院リハビリテーション科 (財)生涯学習開発財団認定コーチ 河合麻美 笑顔のPTママになるには…? 実は自分の内側のコミュニケーション(感覚・意志・思考・行動・感情)が 安定していることが大切で、それが上手くいくことで外側(家族・職場・友人) ともに好循環となります。 またそのベースには自己基盤という自分が自分らしくいるため10の要素があり、 それを固めていくことでより充実した生活が出来ます。 セミナーではその基盤作りの方法をお伝えしました。 また四葉流ライフワークのポイントとして、1.自分の軸を持つ(自己肯定感)、 2.好き&やりたいことを大切にする(価値に基づいた行動)、3.言霊を大切にする (捉え方の変換・「すべき」の呪縛から逃れる方法)を挙げました。 みんなが笑顔のPTママになれますように…♪ ●一般口述発表1 教員フルタイム代表 千葉・柏リハビリテーション学院 市川保子 まるで戦場のような慌ただしい日々に終止符を打つべく、仕事と生活の調和 を目指し、試みた事を紹介します。 まず、「現状の評価」「なりたい私」「譲れないこと」、これらを紙に書き出し、 互いに見せ合いながら意見を交え、話し合いの中で「幾つかの心構え」を夫婦で 共有しました。 その結果、時間的な余裕が生じ、夫婦の会話が増え、まさに戦場からの脱出 が叶うこととなりました。また、常勤を選択したことで家庭に引け目を感じていた 私ですが、「私は満足している」と、主人の気持ちを知ることができ、これも 大きな収穫となりました。 息子が話せるようになったら、是非、息子も交えてライフワークバランスに ついて話し合いたいと考えています。 ●一般口述発表2 総合病院フルタイム代表 ベット数605床の総合病院に常勤で勤務しているPTです。 小学5・2年と3才の子供がおり、学童保育と公立保育園を利用しています。 主に入院患者さんを行っており、近年は患者さんが重症化しています。 担当数は15~20名、平均在院日数は11~12日で入れ替わりが激しく、毎日が とても忙しいです。 1日のタイムスケジュール、自分の心の中で決めている事、悩み、両立の工夫、 今まで続けてきての感想についてそれぞれ自分が思っている事や感じた事を写真を 交えながらお話しました。 子供の成長を楽しみ、自分の選んだ生き方を後悔しないように、 色々考え ながら生活を送っていきたいと思います。 このような発表の機会を頂き感謝しています。 ●一般口述発表3 老健パート代表 介護老人保健施設 梅の木 奥住彩子 私は一人目の出産を機に、総合病院常勤から介護老人保健施設パートへ 転職しました。今回の発表では、パートで働くPTママの視点とライフワーク を中心に伝えました。パートでの1番の利点である時間のゆとりを大切にし、 それを育児や自分のゆとりにして生活しています。欠点であるやりがい不足や 常勤への業務負担については、今の自分に出来ることを精一杯頑張り、 また 職員とのコミュニケーションを心がけることで対応しています。 現在自分の育児と仕事の両立生活は、夫や両親・職場環境・保育園・地域 すべてに支えられての事。私はその繋がりに感謝し、大切にして、これからも 前に進んで行きたいと考えています。勉強会には夫が参加してくれ、発表の最後 にPTママの会への励ましのコメントをいただきました。 働くママには身近な協力者が一番心強いと考えます。 今後の人生のパワーを、皆様から頂きましたことも感謝しています。 ●一般口述発表4 自宅会員代表 〈経歴&育児歴〉 87年PT資格取得。90年会社員と結婚。95年に長女を、99年3月に長男を出産。 同年8月より非常勤。それ以前は常勤。04年夫の転勤・転居のため退職。 05年より複数の施設で非常勤。現在3ヶ所の施設で週2~3回勤務。 〈複数施設勤務の利点・欠点〉 利点は、長期の休みが取りやすいこと。自分自身が1週間の休みを取って も、それぞれの施設にとっては1回の休み。欠点は社会保険に加入できないこと、 勤務日に子どもの学校行事等で休むと収入減になること。 〈『小1の壁』は情報収集で乗り越えよう〉 子どもが小学校に入学すると、平日に学校に行く機会が年間5回以上。 加えてPTA活動への参加も求められる。また、学童の預かり時間が保育園 より短いこともあり、働くママには大ピンチ。入学後慌てないためには、 近くの先輩ママから対策についての情報収集を。近所の専業主婦の方と お友達になると、何かと助けてもらえることあり。 *この内容はPTママの会メルマガ第1号・2号から引用いたしました。 |